素人農作業

こまぶろ農作業|きく芋の栽培

はじめに

2019年の春。

妻のFkちゃんと近くのホームセンターに行ったときに目に留まったのが「きく芋」と「山わさび」。

どちらも名前は知っていましたが、今までは育ててみようなんて気持ちも起きず素通りしていました。

ただ、この年の畑は少し場所が空いていて、なにか面白そうなものを育ててみたいな・・・

と思って手に取ったのが、この「きく芋」と「山わさび」です。

何も考えず栽培に取り掛かりましたが、なかなかやっかいな経験をしました。

この記事では、前段では私の農業の先生である「近くのおばちゃん」に聞いたことと、ネットで調べた内容をまとめた「きく芋の栽培」について紹介し、後半では私の実際の栽培についてご紹介します。

この記事を書いている2019.10.時点ではまだ「きく芋」も生育途上です。

実際に気づいたことなどを踏まえて、記事を書き換えていきますのでご承知ください。

記事の内容は、私の考える「きく芋」の育て方ですので、間違っている部分もあると思いますがあらかじめご容赦ください。

 

 

きく芋とは

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』に「きく芋」について説明されていますので、抜粋してご紹介します。

なかなか効能のある作物のようですね。

 

 

キクイモ(菊芋、学名Helianthus tuberosus)は、キク科ヒマワリ属の多年草。別名はアメリカイモ、ブタイモ、サンチョーク、エルサレムアーティチョーク、トピナンブール。北アメリカ原産で、世界中に外来種として分布している。

特徴

草丈1.5〜3mと大きくなり、菊に似た黄色い花を9-10月につけ、10月末に地中に塊茎を作る。茎や葉に小さな刺がある。繁殖力は強い。 本種と花がよく似ているキクイモモドキ Heliopsis helianthoides という植物がいる。

利用

主成分は多糖類イヌリンを含む食物繊維であり、生の菊芋には13-20%のイヌリンが含まれる。通常の芋類と異なり、デンプンはほとんど含まれない。

塊茎を食用とする。料理としては牛乳煮、バター焼き、フライ、スープ、味噌漬け、煮物など。また、イヌリンは消化によってオリゴ糖の一種キクイモオリゴ糖(イヌロオリゴ糖)となるため、健康食品として顆粒やお茶として加工され市販されている。さらに、飼料とするほか、果糖の原料にもされる。

岐阜県恵那市岩村町では、菊芋の味噌漬けや粕漬けが名物として販売されている。長野県下伊那郡泰阜村・阿智村や熊本県阿蘇郡小国町、熊本県菊池市では、キクイモを用いた地域振興をしている。

 

 

きく芋の栽培

※きく芋はプランター栽培も可能なようですが、この記事では畑での栽培についてまとめています。

 

 

きく芋の特徴

          きく芋の花 ↑

きく芋の栽培できる地域は、九州・沖縄を含め全国で栽培できるようです。

元来、菊芋の耕作適正地は寒冷地(気温が17℃以下になる地域)で、原産地は北米(カナダ)です。

寒暖差があることで菊芋のイヌリン成分が豊富になると言われています。

菊芋(キクイモ)は、キク科ヒマワリ属の宿根草で、生長すると草丈は1~3mにもなる繁殖力の強い植物です。

繁殖力の凄さから、河川敷や農耕地で雑草化して問題となり、外来生物法で「要注意外来生物」にも指定されていますので、栽培にあたっては堀り上げまでしっかり管理する必要があります。

土壌をあまり選ばず、育てやすい植物ですが、同じ場所で連作すると収穫量が落ちるようです。

菊芋(キクイモ)は、菊に似た黄色い花を咲かせます。この花の特徴である「菊に似た花を咲かせる芋」として名前の由来にもなっています。

秋に花を咲かせた後、生姜の形に似た芋「塊茎(かいけい)」を作り、この芋を食用とします。

 

 

きく芋の栽培環境

 

菊芋(キクイモ)は日当たりを好みます。

草丈が(1~3m)と高く生長しますので、風の強いところで栽培すると倒れたり折れてしまったりする恐れがありますので、支柱は必須です。

ちなみに、この画像は私が育てていた きく芋 ですが、2019年9月下旬の強風で根元からポッキリおれてしまいました。

きく芋の茎はゴツゴツして丈夫なのですが、案外モロく折れてしまいます。

支柱必須と考えた方が良いですね。

詳しくは後半の日記を参照ください。

 

後半の私の栽培記録をお読みいただくとわかりますが、成長した「きく芋」の茎とか枝は、さわってみると、とてもゴツゴツして固いのですが、反面脆くて折れやすいようです。

台風や強風対策には、太くて長い(せめて180cm以上は必要)をしっかり地面に打ち込むことと、支柱と「きく芋」を繋ぐのは1箇所だけでなく 根本、茎の中ほど、先端部分など 数か所を固定することをおすすめします。

台風などの場合は、支柱にしっかり繋いでも、それが1箇所だけだと繋いだ箇所に負荷がかかり折れてしまう場合があると思います。

 

 

栽培に適しているのは寒暖差のある地域と言われています。  また寒暖差があったほうが芋の品質が良いようです。

ここで言う「品質」が味なのか、効能なのか調べ切れていませんが、具体的にわかったら改めてご紹介します。

栽培については、ネットなどで調べるとプランター栽培も紹介されていますが、私はあまり向かないように思います。

 

 

きく芋の植え付け時期

 

一般的に、植える時期は4月頃迄とされています。

ただし地方によっては、5月に植えたり2~3月に植える地域もあるようで、目安としてホークセンターなどの売り場に種イモが並びだしたら、植え時と考えてよいと思います。

4月~5月上旬頃植えると2~3週間で芽が出るようです。

私の住んでいる愛知県では、4月に種芋を購入して3週目くらいで芽が出てきた記憶です。

 

植え付け

 

植え付けの深さは10~20cm。

株間は1m程度空けた方が良いでしょう。  株間についてはネットの情報が様々(50cmくらいと紹介されている記事もあります)ですが、私が実際に栽培した経験では「モサモサ」に茂り、隣同士の株の枝が絡みついていたので1mくらいが適正かなと思います。

支柱は必須で!

支柱の高さは180cm以上でなるべく太い支柱をしっかり打ち込んで支えてあげましょう。
(ちなみに私は、来年も きく芋を栽培するとしたら、単管パイプを支柱にするつもりです)

また先にも書きましたが、支柱と「きく芋」を繋ぐのは1箇所だけではなく数か所を繋ぎましょう。

 

 

生育管理

 

きく芋は比較的強健な植物なので、芽がでて育ってきたらほぼ放置で良いと思います。

ただ以下の点には注意しましょう。

 

1.株間を狭く植えてしまった場合は、隣同士の枝が干渉し合いますので、混みあったところは枝を一部刈り払いましょう。

2.水やりは土が乾燥したら与える程度で。

3.雑草は気になったら取り除く程度で。  乾燥防止の意味でも、ある程度の雑草は問題ないと思います。

4.高さが1mを越したあたりから支柱のぐらつき、支柱と茎の結束の確認をしましょう。 特に台風前などは必ず養生をしておきましょう。

5.害虫 :

害虫はほとんどつかないようですが、私の場合はグンバイムシがついてしまいました。 梅雨明け6月末あたりに被害が出ました。

オルトランで除去しましたよ。

 

 

 

収穫

 

9月末~10月になると黄色い花をつけます。

花が終わって11月下旬あたりから収穫期になるようです。

 

 

目安としては、地上の茎や葉が枯れ、霜が降りるようになったら、地上部を20cm程残して刈り取り、試し掘りをしながら収穫するのが良いようです。

どうやら きく芋は日持ちしないようなので、必要な分だけを収穫するということのようです。

大きくて形の良い芋を食用にして、翌年も栽培する場合は小さい芋を種イモにすると良いようです。

一番のポイントは、収穫時に芋を土の中に残しておくと、翌年また勝手に生育を始めますので、収穫の際は掘り残すことのないように注意することです。

 

近くのおばちゃん曰く

きく芋は「むかご」と同じくらい 厄介者だよ!

 

 

きく芋 栽培記録♪

 

当初は記録を付けるつもりがなかったので、9月以前は記憶をたどりながらの記事です。

かなり適当かも・・・ m( _ _ )m

 

きく芋の種(芋)購入   2019.04.頃

 

なにかのついでに、妻のFkちゃんと最寄りのホームセンターに行きました。

ふと目についたのが「きく芋」と「山わさび」・・・・・

衝動買いです。

畑にもちょっと空きがあったので、試しに植えてみようというノリですね。

さっそく、購入当日 家に戻って植えました。(きく芋2個です)

株間 60cmくらい、支柱なし!  適当なものです!!

もちろん後から痛い目にあってしまいますが、このときは能天気に。

ヨシヨシ  コレデOKカナ?

 

害虫君登場   2019.07.上旬 頃

 

順調に育ってきていましたが、ふと葉っぱを見ると、見慣れない虫が・・・

葉っぱの裏にも居るし。 あちこちに居るし。。。

さっそく調査をしたところ「グンバイムシ」君のようです。

ネットで調べて、家にあったオルトランスプレーをシュッシシュッ!

数日で姿が見えなくなりました。  オッケーかな??

 

 

台風被害その1   2019.08.上旬 頃

 

台風がやってきました。

もちろん きく芋への養生など、何もなし!

台風一過

畑の様子を見に行くと、きく芋2本とも倒れています。

よく見ると、枝が絡まり合って、片方が倒れて枝がひっかかって、もう1本も倒れてしまった様子 (@@);

きく芋って、背が高くなる割に根の張りが狭いですね。  倒れやすいね!

さっそく、からみあった枝を切って2本をそれぞれ植えなおす・・・じゃなくて、立てて根元に土をかぶせてパンパン!! して終わりです。

背の高さも2mを越していましたので、今更ながら180cmの一番太い支柱を立てました。

 

台風被害その2   2019.09.下旬 頃

 

今回も台風がやってきました。

支柱も立てたし、今回は大丈夫だろうと・・・。

台風一過。

畑を見に行ったところ、アラララ。

片方の きく芋が根元からポッキリ折れています。

折れ口を見てみると、意外と茎の中は空洞のようになってる。。。

硬い割には脆いのね~

だけど・・・根元から芽が出てるし、このまま芋が育って収穫できるかも?

このまま置いておくことにしました。

 

きく芋の様子と近況(実況)  2019.10.06.

これは、根元からぽっきり折れてしまった きく芋の花を一輪挿しにしたところです。

頑張って生きてますね~

私の足が。。。見えてる

 

折れてしまった きく芋と、隣の きく芋 並んで記念撮影です。

生き残った方は、支柱を2本立ててしっかり固定してあります。

株間・・・ 狭すぎたよね~

ちなみに、きく芋の左側は山わさびです。

 

きく芋の高さ。

右の物置の屋根と比べてもかなり高い・・・。

ノッポ君にそだっていますね。  目測3.5m!

 

 

きく芋の台風対策と近況  2019.10.10.

台風19号が近づいてきています。

まずは、どの地域の方々にも被害がないことを願いたいと思います。

 

さて、我が家は比較的風当たりも強く、いままでも強風で、きく芋君はひどい目にあってきました。

そんな苦い経験もあり、今回は残った1本のきく芋を、支柱3本使ってしっかり養生しました。

さぁどうでしょう。

この記事は10/12き書いていますが、仕事も「全員帰宅」指示が出て自宅待機中。

15:20ですので、風がかなり強くなってきているところです。

いまのところ、ふんばって立っていますが、無事に生き残ることが出来るかな?

 

やることはやりましたので、後は台風が過ぎるのを待つばかりです。

 

ちなみに玄関のきく芋は花が3つも咲きました 👇

 

 

台風一過  2019.10.13.

台風一過

幸いにして私の住んでいる地域は、大きな災害がありませんでしたが、災害のあった地域の皆様には心からお見舞い申し上げます。

一日でも早い復興を願っています。

 

👆 なんとか持ちこたえてくれましたね

支柱ときく芋を繋いだ紐が2本切れてしまっていました。

 

紐を結びなおし、傾いたきく芋を支えなおしたところです。

なんとか復活してくれるかな?

今回わかったことは、きく芋の茎はか他くて丈夫ですが、反面、もろくて折れやすいですね。

縛った紐が切れたところは、茎が折れたりしていませんが、紐がしっかり残っているとことは、きく芋の茎(枝)がバキバキの折れてしまっています。

風に対する養生は、しっかりした支柱に一か所で縛らず、何か所も(根本付近 & 茎の中ほど & 先端近く & 太い枝は別途支柱で支える)養生した方が良さそうですね。

さて。

収穫を楽しみに待つとしましょう。

 

 

まだかな?①  2019.10.23.

花が終わりつつありますね~

しかし、地上部はまだまだ枯れてくる気配なし。

やはり11月~12月が収穫の目安かな?

 

 

まだかな?②  2019.10.29.

10/23に比べて、少し葉が枯れてきている様子ですね。

まだまだ収穫は先ですね~

 

 

 

続く・・・