携帯電話 1/20
以前の日記でも書いたのですが、母には毎朝「モーニングコール」をしています。
電話をするのは9:00~10:00の間が多いのですが、モーニングコールとはいうものの母はとっくに起きていて、声を聞いて母の体調とかメンタル面で不調がないかを知るための日課のようなものです。
このモーニングコールを始めてもうすぐ2年になろうとしていますが、電話をすれば必ず電話に出る母です。
電池切れ、携帯の紛失などもなくいままで安心していたのですが、はじめて1/18のモーニングコールに出ませんでした。
私としては心穏やかではありません。
当日は仕事だったのですが、なんだか仕事もてにつきません。
ただ「電源がはいっていないか、電波の通じない・・・」というメッセージでしたので、多分、充電わすれかなにかなのかな?とも思ったりしていました。
当日は、バタバタしていたのと一日は様子を見ようと思い、サ高住に行くのをやめてもう一日様子を見ることにしました。
で。 1/19です。
朝、いつものとおり電話をしてみました。
「電源がはいっていないか、電波の通じない・・・」というメッセージ!
こりゃタイヘンだ!!
すぐサ高住に向かいました。
サ高住は私の自宅から15分程度なので、すぐ到着です。
スタッフの方とも顔見知りなのですが、私があわててサ高住の玄関を入っていくと。
スタッフ 「あら! こまめさん。おはようございます!」
「お母さんは今日も元気で、朝ごはんを間食して部屋に戻ってますよ」
私 「はぁ・・・ そうなんですか?」
「母に、変わったところは??」
スタッフ 「いえいえ、いつもどおり お元気ですよ」
私 「・・・・」
とりあえず母の部屋に行ってみました。
私 「来たよ~」
母 「あれ? どうしたの? 今日は早いね~」
私 「うん」
さっそく携帯電話を確認してみます。
すると、充電切れ・・・
私 「あのね。 携帯電話の充電がきれちゃってるよ」
母 「あっ そう」
私 「ううっ・・・」
「毎日、電話してるでしょ?」
母 「うん。 だけど昨日は電話なかったね?」
私 「いやいや・・・ 充電がきれてると電話は鳴らないんだよ」
母 「うん。 そうだったね~」
私 「時々、充電がきれてないから見なきゃいけないよ」
母 「まぁ いいがね!」
私 「・・・」
困ったものです。
しかし、無事でなにより。
携帯電話を充電器につないで、まずは安心して帰路につきました。
※1/20 朝のモーニングコールには普段通り出てくれましたよ
こまめ
引継ぎ 1/22
今日はケアマネージャーの引継ぎの日でした。
母は一昨年に要介護2となり、昨年末の更新で要介護1になってしまいました。
要支援の場合は、地域包括支援センターのケアマネージャーに介護予防ケアプランを作成して頂きプランに沿って生活をしていましたが、これからは居宅介護支援事業所(ケアマネジメント事務所)のケアマネージャーにケアプランを作成していただくことになります。
母、アマネージャー2名、デイサービスの責任者の方、それに私の5名で引継ぎ等がありました。
ちょっと固い席かな?と思っていましたが、フランクな雰囲気で私の心配事、率直なケアマネージャーの意見、デイサービスの責任者からはデイサービスでの母の様子などが聞けてたいへん良い機会を与えていただいたと感じています。
要介護になると毎月1回、ケアマネージャーとの意見交換のできる機会もあるとのことで、たいへん心強く感じています。
打ち合わせも滞りなく終わり、契約書等にも署名捺印して終了しました。
新しいケアマネージャーの意見では、要支援2でもおかしくないが、直近の記憶がなくなる傾向があることと、下肢が弱ってきているようなので、それによって要介護1になったのだろうという話でした。
母から「いまのデイサービスは、前のと違う・・・」という発言があり、デイサービスの責任者が気にされていましたが、どうやら今のデイサービスがとても素晴らしいという意味のようで、責任者の方はたいへん喜んでいました。
ところで・・・
デイサービスってどこもほとんど同じと私は思っていたのですが、内容にかなり違いがあるのかな???
ちょっと気になります。
一度、調べてまとめてみようかな と思っています。
デイサービスの選び方
母の話と私の主観で記事を書いていますので、偏った見方の記事になっているかもしれませんが、よかったらご一読下さい。
こまめ
電話 1/24
昨晩、珍しく母から電話がはいりました。
どうやら、パックティーとミカンがまくなったので次に来る時に買ってきて欲しいという話の内容です。
独居の時は、お茶にこだわっていて「健康に良い」という健康茶を煎じて飲んでいました。
このお茶を通販で大量に買って、私ももらっていたのですが、消費期限もあり、もらう量の多さに閉口したこともあります。
しかし母は、毎日の日課としてお茶を煎じて飲む習慣を止めようとはしませんでした。
母 こんばんわ!
私 こんばんわ (^^)
珍しいね~ 電話をしてくるなんて
母 あんた、いそがしい?
私 うん?
特に忙しくないよ
どうしたの?
母 えっと、ほしい物があるんだけど
私 ほぉほぉ (^^)
何が欲しくなっちゃったのかな?
母 あのね
お茶とミカンがなくなったの
私 お茶って、前から飲んでたの?
煎じていれるのでしょ?
母 ちがうちがう
私 あれ?
どういうお茶?
母 お湯に入れて飲むお茶
思い出しました。
昨年の11月頃に、母と中津川に行ったときに物産展で母がティーパックを買っていましたね。 それも案外、大量に。
私 え~ティーパックでお茶を飲んでるの?
母 うん
私 もうお煎じて飲んでいないの?
母 めんどくさいがね!
私 あらま・・・
ミカンも欲しいんだよね?
母 うん
食べちゃったからね
私 わかったよ (^^)
どっちも、こんど行く時に買っていくからね
母 うん
私 ところで、前は ミカンよりキウイとかトマトを食べてたけど、ミカンが好きになっちゃったの?
母 ちがうよ~
私 あれ? なんで??
母 切るのが、めんどくさいがね!
私 あらぁ・・・
母も今年90歳
面倒に思うことは、母が衰えてきているように思えて仕方ありません。
こんなものかなぁ?とも思いますし、がんばって、少しでも今の状態を保てるようにしてあげたい気もします。
ただ・・・
「今の状態を保てるようにしてあげる」というのは私の独善のような気もします。
母を自然の流れの中で平穏に暮らせるようにしてあげるほうが良いのかなぁ?
わかりません。
こまめ
弟と 1/25
さて。
昨日、母からリクエストのあったティーパックとミカンを買って母のところに行きました。
1/25はちょうど弟がサ高住へ来る日でしたので、仕事が終わって急いでサ高住まで!
サ高住へ着くと、すでに弟が来ていて、夕食の時間まで3人で雑談です。
母もなんだか嬉しそうでイイ感じですね~。
亡くなった父を含め、私たち4人でずっと暮らしていましたので、そのころの楽しい思い出でも考えていたのかもしれません。
しかし言葉の端々に、あれれ?と思うことが
・弟は毎月母の顔を見に来ているのですが、母は年に1回くらいしか来ていないと思っていること
・サ高住に来る前に50年以上住んでいた場所を、その前に住んでいた場所と間違えること
などなど・・・
やはり、弟も心配顔です。
夕食の時間になり、母を食堂に送って、弟と2人で駐車場に出て少し話しましたが、どうしたらいいか結論が出ません。
私としては、母も今年90歳。
大嫌いなお医者さんにかかって認知の進行が多少遅くなっても、それ以上のものではないような気もします。
嫌いなお医者さんにかかってストレスを溜めるくらいなら、このまま穏やかに年を重ねる選択もアリなのかな? と
なんとも言えないところですが、難しいですね~
さて、明日は母と二人で、前に住んでいたところにいって、建てている集合住宅を見て美味しいものでも食べようと思っています。
母の顔を見ながら、いろいろ考えていこうと思います。
こまめ