2019.05.24.更新
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ようこそ「こまぶろ」へ!管理人のこまめです。
ここではリフォームについて私の実経験を基に説明しようと思います。
私がリフォームを計画し完成したのは2018年5月末。計画は約1年前の2017年6月から取り掛かりました。
2018年3月から2018年5月(5月末引き渡し)にかけての実際の話です
はじめてのリフォーム実話1(リフォーム業者を決めるまで)
↓
はじめてのリフォーム実話2(リフォーム業者を決めてから着工まで)
この続きです
このボックスに書いた項目がとても重要だった事柄です
着工から引渡しまで(2018年3月~2018年5月)
現場監督着任
リフォーム業者の選定・リフォーム内容の決定・家財の搬出・仮住まいの決定と なんとかこなして、やっと2018年3月1日着工でした。
日程が前後しますが2月中旬に現場監督(ヤマさん)が営業担当のミケさんと一緒に挨拶に来られました。
現場監督は2月中に近隣への挨拶を済ませ、工程の打合せをミケさん・私と3名で行っています。
内装の決定
2月下旬のこと。
私と妻のFkちゃんは、ミケさんと名古屋駅で待ち合わせをして、内装材を決めにメーカーさんのショールームに行ってきました。
ほぼ丸一日かけての作業でしたが、イメージが具体的になりとても良い経験でした。
ただ素晴らしすぎる・サンプルが多すぎて決めきれない・・・という嬉しい悲鳴も。
しかしミケさん、よく勉強してます。
サンプルを見て「もう少し明るい色調」「もう少し傷の目立たないフロア材」などと、とりとめの無いお願いをしてもすぐに私たちの希望にあったサンプルを用意してくれました。
またショールームには案内のお姉さんがいるので安心感がありますね。
リフォームを考え始めたときに、事前に、メーカーさんのショールームを見に行けばよかったな・・・と。
メーカーさんのショールームは実際の部屋をイメージして作られているのでリフォーム後のイメージがとてもよく理解できますよ
リフォームをお考えの方、プランニングのときにまずメーカーさんのショールームを見に行かれることをおすすめします。
新築・リフォームをはじめキッチン・建材・インテリア・不動産など住まいに関するショールームが一堂に集結しています
ここに行けば、新築・リフォーム問わず具体的な部屋のイメージができるので自分の気に入ったプランが思いつきますよ!
一日かけてじっくり見に行ったらいかがですか?
リフォームを考えだしたら、一度メーカーさんのシールームを見に行ってみましょう。 具体的にイメージができますよ
関係会社の紹介
リフォーム会社(B社)の社員は営業担当のミケさんと現場監督のヤマさんだけ。
実作業は協力会社の職人さんたちが行います。
最初はミケさんの人物でリフォーム会社を決めたわけですが、現場の実作業はミケさんが行うわけではなく職人さんの技量が仕上がりを大きく左右します。
ミケさんは信頼していましたが、ヤマさんとか職人さんがどんな人かわからず心配でした。
職人さんはフリーランスの方も居るでしょうが、B社さんの関係会社を通しての人でしょうから、この関係会社がどんな会社かも気になってました。
ヤマさんはミケさんから紹介してもらいましたが、関係会社の人はまだ紹介されていません。
ちょっと不安を抱えていた2月末日、ミケさんから連絡があり「関係会社の人を紹介するので時間が欲しい」とのこと。
当日、現地でミケさんヤマさん棟梁(内装全体の指揮者)と主だった防蟻会社・屋根補修会社・塗装会社などの関係者と挨拶をしました。
B社さん。 ポイントをおさえてますね~(ミケさんの機転かな?)
さて着工となりミケさんからヤマさんにバトンタッチです。
今までの中で紹介し忘れていましたがミケさん35歳くらい、ヤマさん50歳くらいの方です。
ミケさんとのやり取りは電話ではなくショートメールが主です(記録が残るので安心ですよね)
リフォームなどのときのやり取りは、後から言った言わないなどのトラブルを避ける為にも、議事録必須+細かなやり取りも電話ではなくショートメールを使うのがオススメです。
ミケさんには今までお世話になったことのお礼をいいましたが「いやいや・・・現場監督に任せちゃえば良いのでしょうが、引渡しまでしぶとく関わりたいんですよ。
リフォームが完工し、その後の細かな手直しなども含めてお客様が納得いくまでは関わりますよ!工事中も3日に1度は見にきますから!」とのことです。
嬉しいじゃないですか!!
ちょっとしたやり取りは電話を使うかもしれませんがショートメールを使うようにしましょう。記録が残るので何かあったときに助かりますよ
工事中の出来事① 現場監督がイナイ!?
3月になり、リフォーム工事が始まりました。
現地は、ちょうど仮住まいと勤務先の中間に位置していたので私には好都合、よほどの事情がない限り会社の帰りにチラッと様子を見に行っていました。
脱線
2017年春ごろから2018年6月いっぱいまでは(母を迎えるまで)毎週1度は私の実家(母が独居で住んでいた家)を泊りがけで訪問し、簡単な家事と話し相手をしていました。
仕事は小売業ですので営業時間は朝6:30~20:30です。
母のところに早めに行けるよう、会社に無理を言って勤務を全て早朝勤務(基本は6:00~15:00)にしてもらいました。
私は早朝勤務なので、基本の退勤時間は15:00。 母のところに行かない日は仕事の帰りにゆっくり現場を見ることができました。
3月に入り1週ほど経ったときにフト気づいたことがあります。
「現場監督のヤマさんに一度も会っていない!?」
現場の職人さんに聞くと・・・「たまに来てますけどね~」とのこと
私のイメージしてた現場監督は、工程管理はもちろんですが職人さんの仕事ぶりを見て少しでもレベルの高い仕上がりになるよう指導監督するものだと思っていましたので、どうも釈然としません。
さっそくミケさんに電話をして不安を話しました。
ミケさんはちょっと考えた末、一度ヤマさんを交えてお話ししますとのこと。
数日後、ミケさんとヤマさんとお会いしました。
よく話を聞くと、現場監督のヤマさん。
私の家のリフォームの現場監督とはいうものの、この地域のリフォーム物件全体の現場監督だそうです。
実際にスケジュールを出して頂きましたが、ヤマさんが私の自宅現場を訪問するのは週に2回、それも1時間程度。結局工程管理だけかな?
事前にそこまで確認しなかった私も抜けてましたよね~ これはB社の方針らしく、止むを得ないことと思い承知した経緯があります。
現場監督は現地駐在じゃないよ。たまに顔を出して工程管理をする程度だよ
いま思えば現場監督は週に2度ほど現場に来ていました。
ミケさんは事前に私に連絡を入れて、週に2~3度現場に来て私も一緒に現場の確認をしていました。
合計すると土日を除いてほぼ毎日か・・・ コンナモノカナ? ということですね
事前に現場監督の業務は何かを聞いておきましょう。 あまりあてに出来ないかも
工事中の出来事② トイレの窓が打合せと違う
はじめてのリフォーム実話2(リフォーム業者を決めてから完成まで)でご紹介した話です。
覚えていらっしゃる人は飛ばして読んで下さいね。
部材が打ち合わせと違う!?
トイレの窓部材 → 引き戸を用意されていました(メーカーから納品されてきました)。
妻のFkちゃんがそれを発見して「たしか押して開く窓で打合せしたよ?お父さんどうだった?」との指摘がありました。
私も「そういえば・・・そうだったかなぁ?」といった程度の記憶。
ミケさんも「あれぇ~そうでしたっけ?」。
設計図を見るとトイレの窓はナント!引き戸になってるじゃないですか!
設計図の日付は2017年10月○○日。ミケさんに相談したらミケさんが「そうだ!議事録を確認してみましょうよ!」ということで議事録をめくっていったら2017年10月△△日(設計図の日付の数日前)の打合せでトイレの窓を引き戸から押し戸に変更との記載がありました。
よく調べてもらうと議事録に従ってミケさんが設計担当に変更を引き継いだらしいのですが、設計担当が変更を設計図に反映し忘れたのが原因のようでした。
ミケさんは「私の設計図のチェックがずさんで申し訳ありません」と平謝り。
みなさん議事録は時系列にしっかり保管しましょうね。
工事中の出来事③
防蟻工事の為、被害の大きな部屋は床をめくり根太は全て鋼製束に変更する予定でしたが、床をめくり壁をはがすと・・・!?
白蟻君、やってくれています。
柱も3本被害に大引きもボロボロ・・・
空中蟻道もあり、白蟻被害は床下に潜って専門家が見てもなかなか正確な判断ができないということを理解しました。
実際に床をはがして壁をはがして見てみないとわかないんですね
カーテン
今回のリフォームでは、ずいぶん古くなったカーテン・ブラインドを全て廃棄しています。
そのため、5月末日あたりを目途にカーテンを取り付けないといけません。
ネットであれこれ調べましたが、ネットで現調と見積もりをお願いできる「カーテンココ」さんと近くに店舗のある「サンレジャン」さんで相見積もりをとることに。
それがこの2社さんです。
自宅近くに店舗があり、お店に出向いて店の方に見本を見ながら相談しました。
私はリフォーム後の平面図にカーテンなどを取り付けたい箇所がわかるように印をし、窓などのサイズも測ってお店の方が分かりやすいように資料を準備しました。
・店頭で気に入った生地をいくつか選ぶ
・現調の日程を打ち合わせる
・現調(カーテンの生地見本持参、実際に現場にセットしてイメージしながら決めていく)
(採寸)
・取付日の打ち合わせ
・取付
取付までに、店舗を訪問してから約4週が目安だと思います(カーテンのオーダー内容によっても違うようですね)
・メールで見積もり依頼
・担当の方から電話が入り現調の日時の打ち合わせ
・現調(採寸、生地見本はなくカタログを見て柄を決める)
ココさんにも、サンレジャンさんに用意したものと同じ資料を準備しました。
両社の見積もりを比較すると金額は大きく変わりませんでしたが、実際に生地サンプルを見て検討できたサンレジャンさんに決定です。
最後の確認と引き渡し
多分、どんなリフォーム業者さんでも同じことをすると思いますが。
最期に私・妻のHkちゃん、ミケさん・ヤマさんの4人で建物内を確認しました。
設計図と見比べて、工事の未完了部分があれば書面に残して、その内容が完工次第リフォーム工事は完了しますというような書類を取り交わします。
4人で最終確認をしているときに、仏間の押し入れ内の壁紙が貼ってないのを発見!
書面に仕事がまだ残っていることを書き残すよう話したところ、ヤマさんは設計図では何も書いてないのでボード(石膏ボードむき出し)のままですよ!と取り合ってくれません。
この時も私とミケさんで議事録を調べなおしたところ、しっかり押し入れ内にも壁紙を貼る旨書いてあったので、後程、壁紙を貼ってもらうことができました。
しっかり記録し時系列に保管しておきましょうね
リフォーム後のこと
6月1日
リフォームも終わり、多少の工事が残ったものの仮住まいから我が家にやっと帰ってくることができました。
しかし、我が家はスッカラカン!
そうです。家財を車庫に収納したままです。
仮住まいから最低必要な生活用品は持ってきましたが、いろいろな家具は全部車庫の中。しかし、家の中は広々として快適でした。
車庫の中の家財、全部家に入れると元の狭く感じる我が家に戻ってしまいそうです。
この記事を書いている10月8日現在。まだ半分くらいの荷物が車庫に眠っています。
まとめ:着工から引き渡しまでのポイント
※私の実体験に基づくポイントです。
※ケースバイケースで状況は異なると思いますので参考意見として見てくださいね。
①早めに(できればリフォームを考えだしたら早々に)メーカーさんのショールームを見に行こう
・ぼんやりしているリフォームのイメージが具体的になってくるよ
②ちょっとしたやり取りは電話ではなくショートメールで
・記録が残るので、言った言わないということを防止できますよ
③現場監督の役割を確認しよう
・工程管理だけかもしれないよ
・具体的にどんな仕事をしてくれるのか聞いておきましょう
④カーテンなど
・必ず相見積もりをとろう
・初回の打ち合わせから1週間くらいの期間を見ておこう
2019.01.25.
リフォーム記事を読み返していて、やっておいたほうが良かったな・・・
という工事があるので追記します。
①家屋の基礎部分の補修
家屋の土台に通気口がありますよね。
この通気口に細いヒビが入っているのを見つけました。
ネットで調べると、この土台部分のひび割れは要注意だそうですね。
まだ補修をしていないのですが、時間を見て、
・家の基礎部分のひび割れ
・家の基礎と犬走りの境の隙間の補修
・犬走りのひび割れの補修
これを自分で行ってみようと思います。
また
リフォームの反省点があったら追記しようと思います。
2019.05.24.
今日はリビングと母の部屋の広縁に、竿受け(室内に物干し竿を釣るための受け金具)を取り付けました。
天井裏に上って丈夫な間柱のある個所を確認しておおよその位置を把握し、室内側から間柱を探すセンサーで位置を確認してから竿受けを取り付けました。
素人のやる仕事ですから案外手間取りタイヘンでしたね。
リフォームを終わってからも、こういった細かなことが、どうしても発生するんでしょうね。
もっと念入りにリフォームプランを煮詰めておくべきだったかな・・・? と
皆さんへ

最後まで読んでいただきありがとうございます。
「はじめてのリフォーム実話」完結です。
1話からグダグダ・・ あーでもない、こーでもないと論点の定まらない話に付き合ってくださった方には、心から感謝します。
また、リフォームをお考えの方に私の経験がすこしでもお役に立つことができればとても嬉しいです。
リフォームのこと、また他のテーマのこと。 ご質問、ご指摘があれば問い合わせからご遠慮なく連絡をください。宜しくお願いいたします。
私事ですが、7月には母を迎えまたもやバタバタしていきます。
内容がまとまりしだい記事を投稿しますので、よろしければご一読ください。
改めて、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
こまめ