介護を考える

介護を考える|介護保険施設とは|こまぶろ

2019.06.23.更新

ようこそ「こまぶろ」へ!管理人のこまめです。

介護に関連して、特別養護老人ホーム(特養)の資料をまとめている過程で介護保険施設についての説明が必要だと思い、この記事を書いています。

世間で言われるところの「老人ホーム」は特養を連想される方が多く、この特養に入居を希望される方が多数を占めていると感じています。

 

私の住まいも政令都市に隣接する地方都市ですが、周りを見渡すと高齢化が進み、特養に入りたい(親を入居させたい)という声をよく聞きますが、やはりすぐ入居できないのが現実です。

たまたま隣家の方の実家のご両親が2人とも介護認定5になり、特養が満床。 ほとほと困り果てたところに、新しく「地域密着型介護老人福祉施設」(地域密着型特別養護老人ホーム)が建てられ優先的に入居ができ一安心されたという事例もあります。

やはり特養への依存度はとても高いという現実を感じています。

※「地域密着型介護老人福祉施設」(地域密着型特別養護老人ホーム)については別途ご説明したいと思います。

介護保険施設とは

介護保険施設とは必要な介護や医療により3つのタイプに分けられ、介護施設としての「特別養護老人ホーム(特養)」リハビリを中心とした「介護老人保健施設(老健)」長期入院して療養する「介護療養型医療施設(療養病床)」の3タイプになります(介護保険3施設と呼ばれますね)

 

いずれも要介護の認定を受けた人が対象となります。

入居時にかかる費用は無く、介護にかかる費用に居住費や食費を加えても月額費用は総じて割安になっています。

「特別養護老人ホーム」は老人福祉法上の呼称であり介護保険上の呼称は「介護老人福祉施設」となります。

入居対象は「65歳以上」または、特定疾病により介護を必要とする「40~64歳」の要介護者です。

 

特別養護老人ホーム(特養)

日常的な介護を必要とする高齢者に、日常生活に必要な介護と生活援助サービスを提供するために運営され、利用者を長期間受け入れ、食事や排泄の介助、リハビリテーションやレクリエーションなどを提供します。

主な設置主体
地方公共団体、社会福祉法人

主な特徴
・要介護3以上の方が利用できます
・日常生活の介護や健康管理を行います
・施設サービス費の自己負担額に加え、食費・居住費・日常生活費が自己負担が必要です
・施設サービス費は、要介護度や部屋のタイプによって異なります
・居室は、近年は個室化が進んでいますが依然として4人部屋の「多床室」も多く存在しています
・人口の多い都市部では入居待機者が多く、郊外に行くと空室のある特養もあるようですが、根本的な原因はスタッフの不足によるものと考えられています。

 

介護老人保健施設(老健)

リハビリテーションを必要とする高齢者に、その機会を与えることを目的として運営され、利用者を一定期間受け入れ医療処置とリハビリテーション、食事や排泄の介助などを提供します。

主な設置主体
地方公共団体、医療法人、社会福祉法人

主な特徴
・要介護1以上の方が利用できます
・主に病院で治療を終えた高齢者が退院後の自宅復帰を目指すために入居し、入所期間は原則として3ヵ月です
・所得に応じた自己負担の上限額が設けられています
・リハビリに重点を置いており、自宅で介護を受けながら生活できるようになることが目的とされています

 

介護療養型医療施設(療養病床)

長期的に医療を受ける必要に迫られた高齢者に、療養の機会を提供するために運営され、利用者に医学管理下におけるリハビリと食事や排泄の介助などを提供します。

主な設置主体
地方公共団体、医療法人

主な特徴
・要介護1~5の方が利用できます
・日常的に医療処置が必要な方が、介護保険を利用して療養できる施設です
・利用料の自己負担額に加え、食費・滞在費・日常生活費が自己負担額となります
・利用料は介護度や部屋のタイプによって異なります

※2012年以降、新設は認定されず、法改正に伴い2023年末までに廃止・転換の方針が打ち出されています(「介護老人保健施設(老健)」や2018年4月に新設された「介護医療院」へ転換することが決まっています)

皆さんへ

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

2019.06.23.

介護施設の種類は様々で、似ているようで異なるものが多くあります。

この記事を読まれた貴方の親について介護施設を検討しようと考えていらっしゃるとすれば。

まずは、要介護認定の申請をすることが第一歩だと思います。

認定されればケアマネージャーが付きますので、ケアマネージャーに家庭環境、経済状況も含めて相談し一番適した介護に助言が頂けると思います。

その中で、介護施設を検討するか自宅介護なのかを客観的な意見を受けながら考えることが良いと思います。

また自分の老い先のことも考えながら・・・

 

この記事が皆様のお役に立てますように。

こまめ

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