介護を考える

介護を考える|ケアハウス|こまぶろ

2019.07.04.更新

ようこそ「こまぶろ」へ!管理人のこまめです。

私が母の入居する施設を探し始めたときは母の介護認定などを考えず、すべての老人ホームといわれる施設を対象にいろいろ調べていました。

しかしある程度進んだところで、やっと要介護度によって入居できる施設が限られてくるということを理解した経緯があります。

 

 

最終的にはサ高住に決めたのですが、最後までサ高住にするかケアハウスにするかで迷っていました。

結局は希望する地域にケアハウスは2箇所しかなく、いずれも満室で結果としてサ高住に決めた経緯があります。

この記事をまとめなおしているときに気が付きましたが、ケアハウスの数はかなり少ないな・・・と。
運営する立場で考えれば(経営的な見地では)ケアハウスの収支を合わせるのは難しい一面があるような気もします。

ケアハウス(軽費老人ホームC型)とは

ケアハウスとは「軽費老人ホーム」の中のC型をさします。

軽費老人ホームにはA型・B型・C型とありますが、2008年からA型・B型の新設はなくなりC型に一本化されることになりました。

 

理由はA型・B型が要介護者の受入ができないためで、介護サービスが可能なC型(ケアハウス)に集約するための施策です。

以下軽費老人ホームC型(ケアハウス)をケアハウスとして説明を進めます。

ケアハウスは、社会福祉法人や地方自治体、民間事業者などによって運営される福祉施設で、一般型と介護型があります。

またケアハウスは、身寄りがない、または家庭環境や経済状況などの理由により家族との同居が困難な高齢者が、自治体の助成を受けて有料老人ホームよりも比較的低い費用で利用できる施設です。

ケアハウスの種類

一般型

主に自立した、独居生活に対する不安のある60歳以上の高齢者が対象です。

受けられるサービスとしては、掃除、洗濯などの生活支援サービスや食事の提供、緊急時の対応などです。

介護が必要なときには訪問介護や通所介護などの在宅サービスを利用し、自立状態でないと見なされた際には施設からの退去を求められることもあります。

介護度が低い場合は外部サービスの利用で大丈夫なようですが、要介護3以上になると退去の場合が多いようです。

 

介護型

介護型ケアハウスは、介護保険法の特定施設入居者生活介護という指定を受けた施設のことで、スタッフによる介護サービスが受けられる施設です。

独居生活に不安があり、要介護度1以上で65歳以上の方が入居することができます。

一般型と同様のサービスに加え、食事や、入浴・トイレなどの介助、機能訓練や通院の付き添いなどのサービスが提供されます。

こちらは要介護度が上がっても住み続けられ、看取りまで行ってくれる施設もあります。

しかし現状では、まだ施設数が少ないために即入居できず、入居待ちのケースが多いようです。

 

入居費用

一般型、介護型いずれも、初期費用(入居一時金)と、月額費用(居住費、生活費、事務費など)が必要です。

具体的な費用は施設によって様々ですが
目安としては

初期費用(相対的には介護型のほうが高額のようです)
一般型:0~30万円
介護型:0~数百万円

月額費用(一般型、介護型で大きくは変わらないようです)
一般型:10~20万円
介護型:10~20万円

※費用はあくまでも目安としてご覧ください、施設によって金額が大きく変動します。

いずれも収入や課税金額などよって左右されるものの、どのケアハウスでも経済状況が苦しい方には事務費の軽減を受けることができ、支払う月額料金が少なくなるという特徴があります。

 

ケアハウスのメリット

プライバシーの確保ができる

ケアハウスでは入居者全員が個室に入居できるのでプライバシーを確保することができ、安否確認などのサービスを受けながら、自宅での生活と同じような老後を送ることができます。

 

個室といっても、家具を間仕切りとして利用したプライベート空間が確保されている「準個室」の施設や、夫婦そろって生活できる2人部屋を用意している施設などもあります。
またリビングスペースや食堂、浴室などは共用設備の場合もあるようです。

レクリエーションが多彩

ケアハウスでは個人のプライバシーが尊重される一方で、入居者同士が交流する機会となるレクリエーションなどが盛んに行われています。

共有スペースでは入居者同士が談話でき、囲碁や将棋などを楽しむなど話の合う人や趣味を同じくする人同士で仲間を作り、毎日生き生きと暮らしている人はたくさんいらっしゃるようです。

孤独を感じずに、充実した日々を送ることができるという点も、ケアハウスが持つ魅力であると言えるでしょう。

 

ケアハウスのデメリット

特に介護型ケアハウスは人気があり、入居待ちの期間が比較的長いようです。

介護型ケアハウスを希望する場合はあらかじめ問い合わせをしてからのことですが、短くて1ヵ月~長い場合は1年以上の待機期間を覚悟しなければなりません。

待機期間用として他の施設も検討した方が良いかもしれません。

年齢層が高め

入居者の年齢層が比較的高いようです。そのため、60代の方などは少し暮らしづらさを感じるかもしれません。

ケアハウスは個室での生活なのでプライバシーは守られていますが食事やレクリエーションなどは共同生活を送る必要があるので、体験入居や施設見学のときに他の入居者の年齢層を確認し、馴染めそうかどうか見極めておくことも重要です。

入居手続き

ケアハウスへの入居の申し込みは、施設との契約になりますので各施設に対して直接行います。

入居申込書を提出し、書類審査の上、施設側職員の訪問による面談が行われた後、住民票や健康診断書、所得証明書などの書類を提出するというのが、手続きにおける基本的な流れです。

その後、施設の職員などが、要介護度や介護の必要性、さらに収入額や資産などを総合的に踏まえて、入居の判定を行います。

また所定の利用料を負担できるかどうかの経済面での審査もあり、保証能力がある身元保証人が求められます。

 

人員配置

施設長(管理者)
社会福祉?などの有資格者、社会福祉事業に2年以上従事した者1名

生活相談員
要支援者と要介護者100人ごとに1名

看護職員・介護職員
要支援者10名につき1名、要介護者3名につき1名

機能訓練指導員
1名以上

計画作成担当者
(要支援者と要介護者の合計)100人ごとに1名

 

皆さんへ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

 

私の母は要支援2(2019.04.09.現在では要介護1になっています)ですので、経済的な面からも、できれば一般型のケアハウスが良いなと思いましたが残念ながら希望する地域での入居は叶いませんでした。

ケアハウスは一般型、介護型各1箇所ずつありましたが希望する一般型ケアハウスが空室になる見込みはまったくたたず最終的にサ高住にしました。

ケアハウスのみで入居先を探すのは、なかなか難しいと思いますね。

 

2019.04.09.

最近思うのですが、母がお世話になっているサ高住などの施設は至れり尽くせりなんですよね。

本人(母)は朝起きて朝食を食べ、部屋に戻りテレビを見てうたた寝。お昼になって昼食をとり、お昼寝の後、おやつを食べながらテレビを見て夕食時間、夕食を食べたらテレビを見て寝る・・・。

こんな生活が続いています。

サ高住に入所する前と比べて、格段に歩かなくなっています。

そのため、私の最近の心配事は「母の足元が覚束ない」ということです。

顔を見るたびに「なるべく歩くようにしようね」⇒「わかってるよぉ」という会話をするのですが、なかなかそううまくはいきません。

いまから下半身を強くできる運動を定期的にするのは、きっと難しいと思いますね。

サ高住に入る前に、なにか手を打っておけばよかったと思っています。

どなたも、至れり尽くせりの楽な生活にどっぷり漬かってしまうと、そこから抜け出すのは困難であり、老人になれば、それは苦痛なのでしょう。

私は、母の望むように平穏に過ごさせてあげたいという考えですので、無理に運動などをさせるつもりはありませんが、これからサ高住などへの入所を検討される方は、私のこの失敗も頭の片隅において考えられることをおすすめします。

 

2019.07.04.

今現在、母は要介護1に介護度が進んでしまっています。

やはりサ高住に移ってから、自ら動く必要がなくなり部屋でテレビを見てくつろいだり、昼寝を楽しんだりして毎日が平穏に過ぎているためだと思っています。

母は独居で居る終盤は、一人で暮らすことをとても不安がっていましたので、サ高住に転居したことは正解だったのですが、そのかわりに足腰が弱ってきたと思います。

現実を受け止め、母の望む平穏な毎日をくらしてもらえるよう配慮しなければと思うところです。

 

この記事が皆さんのお役に立ちますように。

こまめ

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