介護を考える

介護を考える|親の介護|こまぶろ

2019.03.28.更新

ようこそ「こまぶろ」へ!管理人のこまめです。

私は、母親しか残っておらず母の介護を考えだしたのは、母が転んで動けなくなってからです。

という状況でした。

大きな反省として、親がそれなりの年齢になったら(80歳くらいで考え始めればよかったなと思っています)親の今後のことをしっかり考えておく必要があったということがあります。

 

今回は、親の介護を考えるにあたりどのように一歩をふみだしたら良いかということについて考えたいと思います。

これは私の考えであり、様々な状況、考え方があると思いますので、あくまでも参考程度にお読みいただけると幸いです。

 

親のことを知りましょう

最近、親とじっくり話をしたことはありますか?

親の介護が必要になる前にやっておくべきことは、普段から親とコミュニケーションをとって、親のことをちゃんと知ることが第一歩だと思います。

同居していれば気付きやすい親の変化も、離れてくらしているとなかなか気付かないものです。

知らないうちに病気を抱えて困っていたり、いつのまにか認知症が進んでいた・・・なんていうことも多いようですね。

重要なのは「会話」をすること。

日頃から話をしていれば親の変化に気付きやすいですし、親のほうも困っていることを子供に相談しやすくなります。

距離が離れていて頻繁に会うことが難しければ、ぜひ電話をしましょう。

それも、たまの電話ではなく、週に一度くらいは「変わりないかな?」の一言で良いので、電話をしてみませんか?

声のトーンなどで調子がわかることだってありますよ。

最近は携帯のメールやラインを使いこなせるご年配の方も多いので、マメにメール(あるいはライン)をするのも良いと思います。

私の場合

別の記事でも書きましたが、私の場合・・・。

母は、50歳で父を亡くし、それから89歳の2018年まで独居でがんばっていました。

私も、一人で気楽に元気に暮らしているからイイネ。 と、自分に都合の良い理由をつけて、月に1回くらいの連絡、会いに行くのは年に数回といった生活を続けていました。

それが2017年に母が屋内で倒れ、圧迫骨折が何か所も見つかり、やっと母の現実に気が付いた自分がいます。

実に情けない話で、私は自分に都合のよいことを考え、自分に都合の良い生活を送っていたということに気づきました。

よく考えてみれば、母は独居の間に白内障の手術を自分で診察を受け手術を受けていましたし、体が不調になっても、ひとりでお医者に行きなんとか治していたようです。

皆さんも、私のような失敗を繰り返さないためにも、ぜひ親とは定期的に交流をもっていただきたいと思います。

 

親の日常

いざ親の介護、あるいは生活の支援ををすることになったとしましょう。

親の、普段の暮らしぶりを知らないとスムーズに介護や支援をすることは難しいものです。

ゴミ出しは週に何回どこに出しているのか?

買い物はどうしているのか?

 

親の普段の暮らしぶりを知っている人は意外と少ないのでは?

ご近所で仲の良い方がいらっしゃたとしても、毎日の生活の細かなところまではだれも知らないことが多いですよ。

また、親の友人関係やご近所さんなど、何かあったときに頼れる人のことも知っておきたいですね。

かかりつけの医院や薬局についても知っておけば、親の様子がおかしいと感じた時に相談することができます。

服用している薬のことを知ることができる「おくすり手帳」は大変役に立ちます。親は「おくすり手帳」ちゃんと持ってるかわかりますか?

親の趣味についても、ぜひ知っておいてほしいです。

手芸が好き、囲碁が好き、お花が好き、などの趣味を知っていれば、普段の話題に事欠きませんし、将来さまざまな教室おこなっているデイサービスを利用する際にも、役に立つと思います。

なにげなく見過ごす日常の生活のことは、なにかあったときにとても役立つことばかりです。

親と話すときに、すこしずつ把握するようにしましょう。

 

親の考え

突然親の状態が変化し、子供が重要な決断を下さないといけなくなった時、親の考えや意志を知らなかったらどうするべきか必ず迷うと思います。

しかし、今はまだ健康な親に対して「もしもの時のこと」を聞いたりするのは、なかなか切り出せないですよね。

 

 

でも親が健康な今だからこそ、ポジティブに「もしもの話」ができると思います。

親のためを思う気持ちがあれば、率直に話しづらいことも話せます。

親も、子供の気持ちがわかれば素直に話に応じてくれますよ。

 

介護が必要になった場合、どこでどう暮らしたいのか?
・自宅で過ごしたいの?
・子供に介護してほしいの?
・施設にはいりたいの?

子供であるあなたの状況も率直に話し、親の希望も率直に聞いておきましょう。

また、最期のときの延命措置に対する考えや意志も聞いておきたいですね。

とても聞きづらいことではありますが、人は誰にでも最期が訪れます。

人生の最期について話をすることは、決して悪いことではないですし、ちゃんと話をすれば親も素直な考えを話してくれますよ。

 

支援や介護のお金をどうするか

基本は自分のことは自分で(親のことは親のお金で)が基本だと思います。

 

 

 

親の支援や介護について考えるとき、やっぱり気になるのはお金のことですね。

いったいどれくらいのお金が必要なのか?

わからないことだらけで不安がつのりますね。

介護に関する費用のことを、ある程度は知っておいた方が良いと思います。

基本は「支援や介護の費用は親のお金でまかなう」であろうと私は考えています。

いろいろなローンや子供の教育費などにお金がたくさんかかる中、 親の介護費用もすべて負担するのは大変なご家庭が多いでしょうし、それが原因で自らの老後が犠牲になるのはよくありません。

もちろん、少しでも親に援助できる方は、支援は惜しまずに行ってあげてください、しかし、いまはそこまで余裕のある方は少ないと思います。

親の立場としてもお金は自分で負担をすることで、必要以上に子に気兼ねせずに済むのではないでしょうか?

 

親の貯蓄や年金所得を知っておこう

親の貯蓄や所得について知っている人はとても少ないと思います。

私も母が倒れるまでは何も知りませんでした。

お金のことを話すのは切り出しにくいと考える人が多いようですし、ましてや自分の親に対して「いくら貯金があるの?」なんて普段から聞ける人はやはり少ないですよね。
しかし、親のためにも聞きましょう。
親の資金を支援や介護費用に充てさせてもらうためには、親のお金のことを知らないとはじまりません。
貯蓄や年金の所得額、それ以外の収入や生命保険のことなど、いざという時のために聞いておくようにしましょう。

そして親の状況にもよりますが、通帳や印鑑、大切な書類の場所も教えてもらっておくと、いざという時に迅速な対応ができます。

とはいえ、とてもデリケートな話ですから、こうした話もちゃんとできるよう普段からのコミュニケーションがとても大切ですね。

 

私の場合

私も母が倒れ、ある程度回復してから息子二人(私と弟)を交えてこれからのことを話しました。

親も素直な気持ちで話してくれたと思っています。

支援や介護が必要になったら(その時はもう支援が必要な状態でしたが)どうしたいの?
・あんた(私)に任せる
・施設に入ることで構わない
・夜、一人でいることが怖くなったので、それが解決できれば良い

支援や介護の費用はどう考えてるの
・今の母の貯金と、住んでいる家を処分した(あるいは運用した)資金の範囲内で考えてほしい
・生命保険、障害保険等はなにも入っていない
・子供のお金は使わないでほしい
※母の希望で、この話をした日から、母に関わる金銭管理は全て私が行うことになりました

最期はどう考えているか
・苦しい、痛いといったことはイヤだから配慮してほしい
・胃ろうなどの延命措置は行わない
・自然に食べられなくなり、自然に息をしなくなって最期を迎えたい
・最期を迎える場所はどこでも良い
・できれば子供に看取ってほしい

このような話をしました

いずれ母にも最期の時が来ますが、この話の内容を尊重するつもりでいます。

 

自分(親が)でできることは自分(親が)で

支援あるいは介護のスタイルを大きく分けると
・自宅で暮らしながら介護を受ける「在宅介護」
・介護施設に入所して介護を受ける「施設介護」
このふたつに分けられます。

介護を受ける本人にとって、やはり住みなれた自分の家で家族に囲まれながら生活を続けたい方もいれば、家族に迷惑をかけたくないという思いで施設に入居し、プロの介護サービスを受けたいという方もいらっしゃいます。

親の考えや意志を尊重しつつ、自分たちの仕事や生活スタイルのことも考慮して最適な介護スタイルを見つけたいですね。

 

そしてこの支援あるいは介護をする中で大事なのは、本人にできることは本人にしてもらうことだと思います。

すべてを管理するのではなく、できるだけ本人が主体的に生活し、必要なときだけ支え、普通の生活が続けられるようサポートしていきたいものですね。

 

皆さんへ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

 

 

親はいつまでも元気なように思ってしまいますが、じっさいはどんどん老いていきます。

私たち本人が、どんどん年齢を重ねるのといっしょのことですね。

私も、体のあちこちが痛いとか体調が悪いと思うことが度々ありますが、よく考えてみれば、私よりずっと年齢を重ねている親は、きっと私以上に不調を感じているはずです。

いちど、しっかり親のことを考えてみませんか?

この記事が皆様のお役に立てますように。

こまめ

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