介護を考える

介護を考える|夜間対応型訪問介護|こまぶろ

2019.04.30.更新

ようこそ「こまぶろ」へ!管理人のこまめです。

今回は、地域密着型サービスのひとつである「夜間対応型訪問介護」についてまとめました。

在宅介護を考える中で、とても大きな心配は夜間のトラブルです。

特に独居の方などは夜間の心配がとても大きいと思います。

 

 

私の母も2018年6月まで独居(この頃は要支援2でした)でがんばっていましたが、夜間に起きる突発的なトラブル(転倒、体調悪化など)をとても不安に思っていました。

それもあって、あの気丈な母がサ高住への入居を承知し、いまではとても安心して暮らしています。

夜間対応型訪問介護に対応して下さる介護事業者、あるいは訪問介護員の方たちのご苦労はたいへん大きなものだと思いますが、夜間対応型訪問介護は在宅介護の要介護者あるいはその家族にとっては、とても心強いサービスではないでしょうか。

 

夜間対応型訪問介護とは

夜間対応型訪問介護は、平成18年4月の介護保険制度の改正により創設されたサービスで夜間の時間帯に提供される訪問介護サービスです。

 

 

夜間対応型訪問介護では医療面の対応も必要とされる場面が想定されることから、サービスを提供する介護事業者は、訪問看護ステーションや主治医との連携を確保するようになっています。

夜間対応型訪問介護には、在宅で過ごす要介護者やその家族が夜間も安心して生活できるように、「定期巡回サービス」「随時対応サービス」「オペレーションセンターサービス」の3つのサービスが用意されています。

このサービスで言うところの「夜間」とは、22:00から6:00までの8時間を含む時間帯です。

実際のサービスを受けられる時間帯は、サービスを提供する介護事業者で設定することができるとされています。

但し、8:00から18:00までの時間帯をこのサービスに含むことはできません。

 

夜間対応型訪問介護の3種類のサービス

 

定期巡回サービス

あらかじめケアプランで決められた時間(夜間)に訪問介護員が定期的にサービス利用者の住まいを巡回して介護サービスを提供します。

1回のサービスは30分程度が目安で、排せつ介助や寝返り介助などの身体介護、安否確認などを行うサービスです。

ここで言う時間とは、上記の夜間の時間帯を含む中で、サービス提供者と契約した時間となります。

 

随時対応サービス

夜間にサービス利用者からの通報を、オペレーションセンターなどから経由して受け、訪問介護員が訪問し介護サービスを提供します。

夜間に急に体調が悪くなった、転倒して起き上がれないなど、突発的に介助が必要となったときに訪問介護員を呼ぶことができるサービスです。

このサービスを利用する条件として、サービス利用者がオペレーションセンターなどに通報するために、「ケアコール端末」を持つことが必要となっています。

サービス利用者がケアコール端末を持ち、夜間に介護を必要としたとき、この端末から常駐オペレーター(あるいはオペレーションセンター)に通報することにより、オペレーターからの連絡により訪問介護員が訪問するという仕組みです。

限られた事業所が行うサービスなので、利用を希望される方の地域で対応できない場合もありますので、ケアマネージャーなどに事前の確認が必要です。

注意点としては、1回の訪問は30分が目安となっていることと、サービス時間帯内であれば何度でも利用できますが、その都度料金がかることです。

 

オペレーションセンターサービス

オペレーションセンターサービスとは、サービス利用者からの通報を受けたオペレーターが、利用者の状況に応じてヘルパーの派遣や、主治医への連絡、救急車の手配などを判断して対処するサービスです。

オペレーターは、看護師や介護福祉士のほか、医師、保健師、社会福祉士、准看護師、そしてケアマネジャーなどの資格取得者です。

オペレーションセンターは、随時対応サービスの通報窓口となることもあれば、現在起きていることへの対処方法をサービス利用者に伝えたり、時には不安なことの話し相手になる事業所もあるようです。

随時対応サービスと同様に、サービス利用者には介護事業者から通報に使用する「ケアコール端末」が配布されます。

ケアコール端末とは、高齢者の方でも利用できるよう、ボタンを押すなどの簡単な操作で、オペレーションセンターなどに連絡できる機器です。

設置は電話回線があれば無料で取り付け工事をしてもらえます。

訪問介護員が利用者からの通報に十分対応できる状態である介護事業者は、オペレーションセンターを設置しなくてもよいことになっていますが、介護事業者と利用者の間に密接な関係があり、定期巡回サービスを行う訪問介護員が利用者から直接通報を受けたときに十分な対応が可能である場合とされています。

もし夜間対応型訪問介護を検討する中で、介護事業者がオペレーションセンターを設置していない場合は十分な確認が必要です。

また、オペレーションセンターを設置しない介護事業所であっても、事業所側にオペレーションセンターが使用する通信機器に相当するシステムと、利用者へのケアコール端末の配布は必要とされています。

つまり、夜間対応型訪問介護は、利用者にケアコール端末を持ってもらうことが前提であり、サービス利用者が通報する場合に、一般の電話や携帯電話の使用は認められていません。

 

夜間対応型訪問介護の利用を検討する場合には、ケアマネジャーや市区町村の介護保険担当にしっかり相談してから検討することをおすすめします。

 

利用できる方の条件

要介護認定で「要介護者1~5」と認定された方

利用する介護事業者と同一の市区町村に住んでいる方

 

利用料金

こちらを参照下さい
厚生労働省

 

皆さんへ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

 

 

先の記事でも書きましたが、いろいろな介護サービスを調べるにつれて、ますますケアマネージャーの存在を大きく感じるようになってきました。

介護を進めていくにあたっては、どんなことでも、しっかりケアマネージャーと相談し、様々な助言をもらいながら進めるのが一番良い方法だと思います。

この記事が皆様のお役に立てますように。

こまめ

 

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