介護を考える

介護を考える|介護付有料老人ホームを知る|こまぶろ

2019.06.14.更新

ようこそ「こまぶろ」へ!管理人のこまめです。

介護を考えるにあたり、老人ホームの種類と特性を把握することはとても大切です。

今回は、介護付有料老人ホームについて説明をしたいと思います。

有料老人ホームは特別養護老人ホーム(特養)と対比して話されることが多いように思います。
しかし、具体的な違いについては有料老人ホームは費用が高い、特別養護老人ホーム(特養)は費用が安い。有料老人ホームは民間経営、特別養護老人ホーム(特養)は公共の施設といった認識程度ではないでしょうか?

老人ホームの種類と特徴について何度かに分けて記事を書いてゆきたいと思いますが、ここでは有料老人ホームの中の「介護付有料老人ホーム」についてお話したいと思います。

老人ホームの種類を知るにはこちらをご覧ください

介護を考える|はじめての老人ホーム探し2(施設の種類と入居するまで)

この記事が皆さんの参考になればとても嬉しいです。

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老人ホームの種類

老人ホームの種類については、別にまとめた記事がありますので興味がありましたら、是非参考にしてください

はじめての老人ホーム探し2(施設の種類と入居するまで)Welcome jijibaba 

 

有料老人ホームの種類

さて、介護付有料老人ホームは主に民間経営の有料老人ホームのひとつで、有料老人ホームを大まかに分類した「介護付」「住宅型」「健康型」の3タイプのうちの『介護付』の有料老人ホームになります。
では介護付有料老人ホームどんな施設だろう?ということになりますね

厚生労働省では介護付有料老人ホームを次の2つに分類しています

①有料老人ホームの職員が介護サービスを提供する「一般型特定施設入居者生活介護」

②有料老人ホームの職員が安否確認や計画作成等を実施し、介護サービスは委託先の介護サービス事業所が提供する外部サービス「利用型特定施設入居者生活介護」

加えて、特定施設入居者生活介護の指定を受けていない有料老人ホームについては「介護付」と表示することはできないとされています

一般的に介護付き有料老人ホームとは、都道府県の認可を受けた有料老人ホームで、介護保険制度上では上の①「特定施設入居者生活介護」というサービスに分類されます。

24時間介護スタッフが常駐し、掃除や洗濯など身の回りの世話や食事や入浴・排せつなどの介助サービスが受けられ、運営は主に民間企業が行っています。

 

介護付き有料老人ホームの特徴

①自治体の指定(認可)を受けて運営されている

②入居者にとって看取りまで任せられる「終の住まい」である

③施設により非常に多くのサービスと入居費用の設定あり、選択肢がひろい

この3点が特徴といえます。

実際に私たちが入居するにあたっては③の非常に選択肢の広い中から入居者に(経済的な問題もありますので、ある意味「家族にとっても」)適した施設をどうやって選ぶかがポイントでもあり悩ましい点でもありますね。

 

企業などが「介護付有料老人ホーム」を運営するには、人員・設備・運営に関する基準をクリアし都道府県(または市町村)から指定(認可)を受けることが必須条件です。指定を受けると介護保険制度上の「特定施設入居者生活介護」というサービスに位置付けられることになります。

設置主体は民間企業となっており、最低基準を満たしていればどんな体制でも設置が可能なため「人員体制」「サービス内容」「居室や設備のグレード」「立地」など施設によって料金が大きく異なります

入居するときの年齢条件は原則65歳以上となっているのが一般的です。
介護度は、基本的には要介護5などの状況になっても手厚いサービスが受けられるため、看取りまで任すことのできる終の住まいとして考えてよいでしょう。

介護付有料老人ホームの種類(タイプ)

介護付有料老人ホームには「自立型」「介護専用型」「混合型」の3種類があり入居条件が異なり、また、施設によっても条件は様々です。

自立型
入居時に自立生活ができることが条件
自立型の介護付有料老人ホームに入居しているのは、アクティブシニア層が中心ですね。サークル活動やイベントを通して共同生活を満喫することができます。

アクティブシニア層とは、自分なりの価値観をもち定年退職後にも、趣味やさまざまな活動に意欲的な元気なシニア層という意味に捉えて良いと思います。とくに2007年以降に定年を迎えた団塊の世代をさすことが多いですね

介護専用型
介護専用型は介護度が重度の方でも迎え入れられるように作られた施設で、入居対象者は要介護度1以上の方に限定されているようです。
要介護者に適した施設の作りになっており、緊急時にも即座に対応できるのが特徴です。

混合型
混合型は要介護認定されていない自立生活を送れる方でも入居できます。

自立の方と要支援・要介護の方の居住フロアは施設側が配慮して、違うフロアに分かれていることが多く、それぞれが自分に適した環境で生活を送ることができるケースが多いようです。

自立した方も要介護・要支援の方も入居できるため、ご夫婦で一方は介護が必要、他方は自立しているなど、介護状態が異なるケースでも一緒に入居することができます。

また、自立生活が可能な方が将来的に介護を必要とするようになったとしても、そのまま入居し続けることができると考えて良いですね(入居時の確認は必須です)。

なお、認知症の方の入居にも対応している場合が多いようですが、認知症の症状が重い場合はケアについて事前に確認しておくべきですね。

入居のための資金計画について考える

各個人あるいは、ご家庭の資産・収入は様々ですが、介護付有料老人ホームを含め老人ホームへの入居を考えるにあたり、多くの方は費用についての悩みが大きいと思います。

子供たちで費用を出し合う人たちもいらっしゃるでしょうし、孫まで巻き込み費用の捻出で苦労していると聞いたこともあります。

以下は私(管理人)の個人的な考えですが、参考になれば・・・と思います。

こまめ(管理人)の介護に対する考え

基本は親の介護は親の資産・収入の範囲で行う。

私の母はサ高住にお世話になっていますが、実質の生活費(サ高住の費用を含む全ての生活費)は平均すると「22~23万円/月」必要です。
実際、母の年金だけではこの費用は賄えず、現在は母の貯金を取り崩して生活し、来年(2019年)からは母が独居で暮らしていた土地を運用して母の老後資金に充てる計画です。

もし母に若干の貯金と住んでいた土地が無ければ、年金だけでは不足する金額を子供の私たち子供で負担する。あるいはサ高住への入居を断念して他の方法を考えなければなりません。
仮に子供たちで折半して費用を負担するとなると、すでに年金暮らしの我が家の家計は赤字になる可能性が高く、将来を考えると私と妻の老後設計が成り立たなくなります。

では、私と妻の老後の費用を息子が負担して・・・ こんなことは私は望みませんし、たぶん私の母も望まないでしょう。

1円も施設の費用負担をするなという訳ではなく、子供のできる範囲で負担すれば良いのですが、基本は「自分の老後の面倒は自分で行う」ということだと考えています。

 

親の介護を間違ったために自分の老後が、更に子供たちの老後まで真っ暗なものになる。こんな状況は避けるべきでしょう。

「介護は親が受ける」「介護は子供がする」といった図式を当然と思っている人がまだまだ多いようですが、そうではないと思います。

介護は、1~2年で終わるとは限らず10年、20年間 介護状態にある人はザラにいらっしゃいます。実際「あと2~3年だろう」と考え、親を有料老人ホームに入れたところ、予想以上に長生きして子供たちが「おカネが続かない」という話を実際に聞いたこともあります。親の寿命を「あと1~2年だろう」なんて考える人もどうかと思いますけどね・・・。

自分もすぐそこに老後が迫っているわけですから、親の介護に自分の預貯金を全てつぎ込むことは、おすすめできません。

自分の老後資金が足りなくなって子供世代に負担をかけ、結果子供の老後の見通しが立たなくなる。こんなことは避けるべきではないでしょうか。

 

介護付有料老人ホームで必要な費用

介護付有料老人ホームで必要な費用の多くを占めるのが占めるのが家賃であり、家賃の支払い方法は主に次の3通りあります。

全額前払い方式

入居期間を平均寿命・入居者の健康状態等のデータを基に想定した「推定居住年数」で総額賃料を算出し前払いするといった方式です。 推定居住年数は施設によって算出基準が異なるようですので、入居を検討する施設があれば事前に確認しておいた方が良いでしょう。

 

一部前払い方式

全額前払い方式と同様の方法で算出された総額賃料の一部を一括して支払い、残った賃料を家賃として毎月支払う方式です。

 

月払い方式

前払金は無しで入居居期間中、毎月家賃を支払うといった方式です。
この場合は敷金が必要となる場合が多いようです。
敷金に関する決まりは施設によって異なりますが、敷金の額は介護付有料老人ホームでは6ヵ月分が限度と定められています。

 

費用を考えるにあたって、月額費用と入居時費用のバランスを考える必要があります。

有料老人ホームへの入居後は、毎月の出費が問題になります。

施設に支払う家賃をはじめとして、食費、介護サービスの費用や管理費・光熱費等も馬鹿にならず、施設内のレクリエーションの費用や電話料金、おむつの費用や医療費などが発生することも考えておかなければなりません。

年金は定期的にはいってきますが、その額ですべての自己負担額を賄えるという方は非常に稀です。

特に国民年金のみに加入していた方は、厚生年金の受給者と比べて金額面でとても不利になります。
では不足分をどうするか?といったことになりますが入居者本人の預貯金あるいは資産の運用・売却などで賄うケースが多いと思います。しかし資金は有限であり毎月どれくらいの費用が発生するかを正確に把握しておかなければ破綻してしまう可能性もあります。

事前によく計画を立てて、身の丈に合った施設選びをするようお勧めします。

 

2019.06.14.

施設に入所する場合の費用の件です。

私の母の場合はサ高住のお世話になっているわけですが、予想通りというか案の定でしょうか・・・。

当初私が考えていただけの予算では済まなくなっていますね。

サ高住は表面上は180000円/月ですが、イベント費用、水光熱費、母が部屋で食べるお菓子・果物代。などなど含めて200000円~210000円/月くらい必要です。

その他、月2度ほどの外食費、デイサービス、医療費、各種税金などなど・・・

案外かかるものですね~

私の母の場合は、いろいろ合算して230000円/月ほどは必要でしょう。

なんとか母の年金+母が独居していた土地の運用益+私のパート給与の一部でやりくりしています。

まぁ、こんなものかな?とは思いますが、自分の老後、妻の老後について具体的にプランニングしなければと思うこの頃です。

私は。今年65歳。

まだまだ頑張らねば・・・。

 

皆さんへ

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

私の義父はすでに亡くなってしまっていますが、倒れてからある程度の期間を介護付有料老人ホームでお世話になっていました。

結果的には看取りまでお願いすることになってしまいましたが、時々義父の顔を見に行った時の施設長、スタッフの皆さんの頑張りには頭の下がる思いを禁じえませんでした。

また義父のお葬式には、施設の経営者の方をはじめとして担当していただいたスタッフの方々にも参列していただき、とても素晴らしい施設にお世話になれてよかったという思いを強くしました。

経済的な条件が一番のポイントにはなりますが、介護付有料老人ホームをお探しの方が良い施設とのめぐり逢えるよう願っています。

皆さんのご家族、あるいは皆さん自身がサ高住を検討するときのお役に立てればとても嬉しいです。

こまめ

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