介護を考える

介護を考える|健康型有料老人ホームを知る|こまぶろ

2019.06.17更新

ようこそ「こまぶろ」へ!管理人のこまめです。

介護を考えるにあたり、老人ホームの種類と特性を把握することはとても大切です。

今回は健康型有料老人ホームについて説明をしたいと思います。

健康型有料老人ホームとは

少し古い資料ですが有料老人ホームの施設件数(全国)を見た場合、介護付有料老人ホームが3,115件・住宅型有料老人ホームが4,323件・健康型有料老人ホームが17件。

また入居者の人数でも介護付有料老人ホームが192,863人宅型有料老人ホームが117,654人・健康型有料老人ホームが752人といったように、健康型老人ホームの件数・入居者数ともに非常に少なく現在でも件数はかなり少ないと思われます。

【出展】

平成24年度老人保険健康増進等事業 

「制度改正後の有料老人ホームに関する実態調査及び契約等に関する調査研究 報告書の公表について」 

社団法人全国有料老人ホーム協会 

私のイメージでは、健康型有料老人ホームは健康なお金持ちが入居する高級な高齢者用施設といった印象が強く有ります。
ちなみに私の母の入居先を考えるときは、希望する地域に健康型有料老人ホームが無かったこともあり、候補から外して考えていました。

そのため、いろいろと調べた情報をまとめただけの記事であり、自分の目で施設を見学したりといった体験談がないことをご理解ください。

老人ホームの種類を知るにはこちらをご覧ください

介護を考える|はじめての老人ホーム探し2(施設の種類と入居するまで)

この記事が皆さんの参考になればとても嬉しいです。
 スポンサーリンク

健康型有料老人ホームとは

健康型有料老人ホームとは、介護の必要がなく家事手伝いなどのサポートを受けながら、自立して日常生活を送るための施設です。

そのため、露天風呂やトレーニングルームをはじめ、元気な方がシニアライフを楽しむための設備が充実している施設が多くあります。

主に民間企業が運営し、基本的に自立あるいは要支援状態の高齢者を受け入れ、介護度が上がると退去になるケースが多いようですので、入居を考える場合には諸条件をよく確認しておきましょう。

「参考」の資料のように、各有料老人ホームの中で健康型有料老人ホームが占める割合は、全体の1%以下と極めて低く、入居一時金が高額で入居できる方も限られるため、条件さえ合えば入居が特に難しいわけではないと思います。
健康型有料老人ホームへの入居を希望する場合は、その形態にこだわらずにシルバーマンションや高齢者向け分譲マンションなども併せて検討したほうが良いのではないでしょうか?

健康型有料老人ホームの特徴

①.サポート体制がしっかりとられているので一人暮らしの不安を解消できます

②.レクリエーションや設備が充実しています

③.外部サービスを利用することで、要支援あるいは軽度の要介護状態まで対応可能な施設が多いようです(施設により条件が異なりますので、必ず確認が必要です)

④.外部サービスを利用することで、健康状態を管理することができます

⑤.行事や観劇等の外出イベントが充実し、館内にもシアタールームや麻雀ルーム等様々なレクリエーションを楽しむことの出来る設備が整った施設もあり、他の入居者と交流したりアクティブなシニアライフを楽しむことが出来ます

⑥.介護状態が重くなると、基本的に住み続けることができません(詳しい条件は施設に確認しましょう)

⑦.仮に住み続けられたとしても、要介護度が高いと介護サービス費用が割高になります

⑧.一般に、入居一時金や利用料が高くなります

⑨.メリット⑤で触れたように、入居者同士の交流も盛んな施設が多い反面、入居者間でも摩擦も発生しやすいようです

 

健康型有料老人ホームの費用

健康型有料老人ホームの入居には、多くの場合、初期費用(入居一時金)と月額利用料(居住費・食費・その他生活費)が必要になります。

入居一時金は、介護付有料老人ホームや住宅型有料老人ホームよりも高額に設定されている場合が多いようです。

 

月額利用料に含まれる居住費は、主に「立地」「設備」「スタッフの人数」などによって決まり、地代の高い都市部の方が高額になります。
また施設によって様々ですが、その他生活費として健康管理費や理美容代、レクリエーション費などの料金が設定されており実費を負担する場合が多いようです。

入居一時金の償却

入居一時金は、その施設を利用できる権利を得るための費用であり、いわば居住費用(家賃等)の前払金と捉えることができます。

健康型有料老人ホームに入居するにあたって払い込む入居一時金は、その施設を利用する権利を取得するための費用という意味です。

入居一時金は期間を経るごとに少しずつ償却されていきますが、施設によって償却期間と償却率は異なります。一定期間内(償却前)に退去した場合にはその契約内容に基づいて返還金を受け取ることができます。

ただし国の定めた基準がないため、償却期間と償却率は施設によって大きく異なり事前の確認が必須となりますね。

施設によっては、入居一時金がなく月額利用料のみというところも増えています。ただし、そのぶん月額利用料は高く設定されているようです。

 

健康型有料老人ホームの入居基準

健康型有料老人ホームの多くは、自立した人を受け入れていますが「伝染病などの疾患がない」「身元引受人がいる」などの入居基準を設定しているところもあり、施設に確認する必要があります。

年齢はおおむね60歳以上としているところが多いようですが、健康な高齢者(自立か要支援程度)が対象となり、入居中に認知症を発症したり要介護認定を受けたりすると、退去措置を取られることがあります。

また、収入や資産の確認もあります。

 

健康型有料老人ホームで提供されるサービス

健康型有料老人ホームで提供されるサービスは、施設スタッフによる見守り、食事・掃除・洗濯の世話、緊急時の対応などです。

基本の入所基準が「自立」であることが条件とされているため、介護を必要とする利用者向けの介護や医療サービスは行っていない施設が多いようです。
しかし、緊急時に備えて医療機関との連携を行っている施設は多くあり、非常時についての配慮もされているところが多いようです。また多くの施設が近隣の医療機関と提携しており、定期的なメディカルチェックや必要に応じた治療を受けられるようになっています。

また「特徴」でお話しした、各種アクティビティ(さまざまなイベントの開催、サークル活動、趣味活動のサポート)なども代表的なサービスです。

以下は「特徴」でお話した内容と重複しますが、家事については施設で提供されるサービスに加えて外部サービスを利用することもできるので、入居後は家事から完全に解放されて、すべての時間を趣味や娯楽に費やす生活も送れます。

お元気な高齢者が快適に楽しく生活できるよう支援するサービスが非常に充実していて、施設内で演劇やコンサートなどの行事が行われることも多いようですね。また施設内にはフィットネスセンターやカラオケルーム、麻雀ルームなどのある施設もあり、それらを利用する際も、施設のスタッフが適宜サポートしてくれます。

状況把握、生活相談サービス

原則、日中は有資格者が365日施設内に常駐し入居者への安全・安心を確保する体制を整えています。

常駐が難しい場合であっても、1日当たり最低1回は有資格者が各居室を訪問し、各入居者に対する状況把握を行い、必要に応じて生活相談に乗ってくれるので安心です。

プライバシーの確保にもしっかり配慮されており、状況把握のために各居室にスタッフが訪問する方法については、入居前の契約締結時に十分な説明が行われるようです。

健康型有料老人ホームの設備

健康型有料老人ホームの設備は様々です(施設ごとにかなり異なるようです)。

「特徴」のところでもご紹介したように、健康型有料老人ホームの基本的な設備は、居室、食堂、共有のリビングルームで、施設により医務室や理美容室、キッチン、売店などがある場合もあります。

また、入居費用に比例して、居室や共有ルームの設備がグレードアップし、料金は、間取りや広さ、トイレや浴室、キッチンの有無などにもあらわれます。

さらに、共有ルームはカラオケや麻雀卓、図書室など趣味を楽しめる場所や、フィットネスやプールなど健康維持のための設備があることもあり、いずれも金額に応じて様々ですので入居後にどんな生活をしたいかなど、利用者それぞれの価値観で入居施設を探すことをお勧めします。

健康型有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅の違い

私は最初、健康型有料老人ホームとサービス付き高齢者向住宅(サ高住)の違いがよくわかりませんでしたが、両者には大きな違いがあります。

まず、健康型有料老人ホームが厚生労働省の管轄であるのに対し、サ高住は国土交通省と厚生労働省の共同管轄で「賃貸住宅」とされている点。
さらに、基本的に介護サービスのない健康型有料老人ホームよりも、要介護者が入居しやすいサ高住といった違いがあります。
費用的にも健康型有料老人ホーム>サ高住といった傾向にあります。

自立、要支援もしくは要介護度が軽度の場合、どちらの施設が合っているかなど、それぞれ入居条件や設備、準備できる資金などを照らし合わせ、選択肢の幅を広げるのがおすすめです。

 

2019.06.17.

最近は妻のFkちゃんとも時々話しますが、私たちが老いていったら早めに施設に入れるような環境を準備したいねと考えています。

準備とは、経済的な準備、子たちへ私たちの考えを正確に伝えておくこと、私の母のこと、それとちょっと論点がずれるのですがお墓のこと(墓じまいを含めて)。

まだ形になっていませんが、もう自分自身の整理整頓が必要なときなのでしょうね。

 

皆さんへ

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

健康型有料老人ホームは、資金さえ潤沢にあればとても充実したシニアライフが送れる施設といえます。ただ、施設の数が少ないので希望する地域で見つけることができるかどうかは何とも言えませんが、住む地域にこだわりがなければ検討してみるのも良いと思います。

この記事が皆さんのお役に立てますように。

こまめ

関連記事はこちらから